永山滋也さん(土木研究所自然共生研究センター)に大学院特論を開講していただきました

投稿者: | 2017-01-18

社会基盤工学専攻の大学院生向けの特論に、(国研)土木研究所自然共生研究センターの永山さんに登壇していただきました。

河川という場における、研究仮説の設定、手法の検討、解析、論文執筆まで、かなり実践的な内容を、演習仕立てで教えていただきました。

普段、工学的なテーマに取り組むことが多い学生たちにとって、複雑な要因がからみあうフィールドでいかに研究計画をたてるか、というテーマはとても刺激になったことと思います。

永山さん、ありがとうございました! (原田)

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開催日:平成29年1月18日(水)13:00-16:15

場 所:岐阜大学工学部F207/208教室(総合研究棟Ⅰ 2F)

講 師:永山滋也先生(国立研究開発法人土木研究所自然共生研究センター 任期付研究員)

テーマ:『河川生態学における研究デザイン』

まず、河川生態学関連の研究を行う上で基本となる「時空間スケール」を解説します。その上で、ある疑問(研究テーマ)に対して、どうアプローチし(調査計画)、どう暴き(データ解析)、どうみんなに知らせるか(発表や論文化)、魚類等の生息場に関するいくつかの研究事例に沿って考えていきます。

永山滋也さん