先日のブログにありましたように,作成した天神川魚道ブロックを現地にて設置
しました.
始めに前回自作した魚道ブロックを道路側から縄を掛けて,一つ一つ川の中に降
ろしました.はじめは困難かと思われていましたが,スムーズに降ろす事に成功しました(写真1)
自作した魚道の設置以外にも,水通し部の導流壁設置も行うため
(生物が遡上しやすいように水位を上げる目的で行います),河床のコンクリートにインパクトドライバーで削孔しました(写真2).
そこに鉄筋を配置し,並べた建築ブロックにコンクリートを詰めていきます.
最後は坂井さんの職人芸により,ブロックが完全に一体化!導流壁の完成です(写真3)!
魚道の方はとりあえず仮設しましたが,寸法違えず,ピタッとはまりました(写真4).
コンクリートでそれぞれを接合し,本体の完成(写真5)!
最後に現場での調整,土砂や大きめの石で魚道ブロックを囲んで,本事業が完遂
しました(写真6).
もともとの魚道の落差よりは幾分か低くなり,生物の遡上しやすい環境になった
のではないでしょうか!
藤田先生に閉めのお言葉を頂き,本日の活動は閉幕しました(写真7).