原田です。月曜日に土木学会本部で開催されるワークショップで、「石礫床河川の河床環境に着目した土砂水理の方向性」という大仰なタイトルで少し話題提供してきます。
内容は、生き物目線で見たら、土砂水理のモデリングはどうあるべきか？という提案です。（なんだか緊張してきました。）
河川・海岸の土砂水理に関するワークショップ
－土砂運動と地形変動解析の問題点の改善と流砂・漂砂水理学の新展開－
日時：2015年10月19日(月) 13:00-18:00
場所：土木学会講堂 (東京都新宿区四谷一丁目無番地)
主催：THESIS-2016 in Tokyo組織委員会，共催：水工学員会，後援：海岸工学委員会
プログラム
13:00 ～ 13:05 開会の挨拶
泉 典洋(北海道大学) (水工学委員会)
13:05 ～ 13:10 開催趣旨説明
福岡 捷二(中央大学) (組織委員会(LOC)委員長)
（セッション 1） 13:10 ～ 14:40(各45 分，15 分質疑含む)
土砂運動と地形変動解析の問題点の整理・改善，今後の土砂水理の発展，展望
司会 中川 一(京都大学)
13:10 ～ 13:55 土砂輸送と地形形成プロセスのモデル化ーそのレビューと今後の展望ー 泉典洋(北海道大学)
13:55 ～ 14:40 数値流砂水理学のこれまでとこれから 後藤仁志(京都大学)
14:40 ～ 14:50 休憩
（セッション2） 14:50 ～ 16:50(各20分，10分質疑含む)
河川・海岸分野における土砂運動と地形変化解析の新しい着眼点の話題
司会 泉 典洋(北海道大学)
14:50 ～ 15:10 浮遊砂としての土砂移動は移流拡散現象か？～流砂研究の現状と今後解決すべき課題について～ 関根正人(早稲田大学)
15:10 ～ 15:30 河床の極近傍における流れと土砂運動の力学的評価への挑戦～水深積分モデルによる非平衡粗面抵抗則の適用性と課題～ 内田龍彦(中央大学)
15:30 ～ 15:50 石礫床河川の河床環境に着目した土砂水理の方向性 原田守啓(岐阜大学)
司会 後藤仁志(京都大学)
15:50 ～ 16:10 波動境界層，砕波帯の組織渦構造と底質の応答～浮遊砂解析に向けての課題～ 渡部靖憲(北海道大学)
16:10 ～ 16:30 流砂水理学の発展と数値移動床の役割 原田英治(京都大学)
16:30 ～ 16:50 波・構造物・地形変化・基礎地盤波浪応答解析ツールの開発と津波来襲時の海岸堤防の被災メカニズム解明への応用 水谷法美(名古屋大学)
16:50 ～ 17:55 総合討議 司会福岡 捷二(中央大学) (LOC 委員長)
17:55 ～ 18:00 閉会挨拶 後藤仁志 (京都大学) (海岸工学委員会)