国内一覧

大白川ブナ原生林
期間:2011年〜

白山山麓に位置するブナとミズナラが優占する森林。日本でも有数の原生の冷温帯落葉広葉樹林である。1996年に応用生物科学部森林生態学研究室によって調査されたプロットを2011年に再生しました。
金華山・亜熱帯−暖温帯常緑広葉樹林
期間:2015年〜

岐阜城のある金華山には都市近郊には珍しく、比較的発達した照葉樹林が広がっています。優占種はツブラジイで鬱蒼とした林内です。岐阜県・岐阜市の関係機関に許可を頂き、マングローブ林に引き続き常緑林の動態と炭素循環に関する研究を開始しました。
 石垣島吹通川・ガブルマタ川マングローブ林
 期間:2012年〜

 石垣島の吹通川の河口には日本では比較的大きなマングローブ林が残っています。琉球大学農学部・金城先生や神戸大学農学部・藤嶽先生らと共にマングローブ林研究を開始しました。
落葉広葉樹林フラックスサイト(TKY)
期間:1998年〜

当センターの高山試験地にあり、アジアで最も古く1993年から森林のCO2吸収量に関するタワーフラックス観測を産業技術総合研究所が行っています。我々は1998年から森林の動態と成長を調べています。最近は土壌生成と炭素蓄積についても滋賀県立大学・飯村先生と共同で研究しています。
先駆性落葉広葉樹二次林(通称志津サイト)
期間:2005年〜2020年

1998年に伐採されて、その後自然に放棄された落葉広葉樹二次林です。低木種や先駆性の亜高木種・高木種を含む、高密度で多様性の高い森林です。森林の二次遷移のプロセスとそれに伴った、物質生産と分解速度の変化について調べています。
若齢スギ人工林
期間:2005年〜2020年

1998年に伐採されて、その後スギを植栽した若齢のスギ人工林です。自然に放棄された志津サイトに隣接しています。スギ林の林齢に伴う、物質生産と分解速度の変化について調べています。
富士吉田アカマツ二次林
期間:1999年〜2019年

富士山の北麓、以前に勤務していた山梨県環境学研究所内の剣丸尾溶岩流上に成立した100年を超すアカマツの二次林です。森林総合研究所がCO2吸収量に関するタワーフラックス観測を行っています。我々は1999年から森林の成長と分解速度について調べています。
スギ林フラックスサイト(TKC)
期間:2008年〜2017年

高山試験地にあり、2005年からスギ林のCO2吸収量に関するタワーフラックス観測を当センターで行っているサイトです。我々は森林の成長と分解速度について調べています。
カヤノ平ブナ林
期間:2010年〜

信州大学志賀自然教育園の分施設であるカヤノ平高原に広がるブナ林です。信州大学では長年にわたってブナ林の動態を調べていますが,我々は筑波大学陸域生態学研究室・廣田グループと共同でブナ林の炭素吸収量について調査しています。

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