軽井沢サクラソウ会議「第13回 軽井沢風土フォーラム」を終えて

軽井沢サクラソウ会議は長野県軽井沢町に拠点があり,定期的に軽井沢風土フォーラムという講演会を開催しています.2007年6月17日の第5回風土フォーラムではじめて講演をお引き受けしたのですが,その後,軽井沢に草原生態系を復活させるという計画がしだいに具体化してきたため,再度の登場です.今回は草原を保全することによって多様性を維持しようというお話をしました.この会でのお話に引き続き翌9月29日は,灌木や稚樹が侵入して荒廃しかかった草原(本来は防火帯)の草刈りをすることになっていましたが,あいにくの雨天で延期になってしまいました.サクラソウ会議のメンバー以外にも協力してくれる人が集まり,10月16日に無事草刈りは終わりました.来年の植生がどうなるのかが楽しみです.
 なおこのファイルは,軽井沢サクラソウ会議がテープ起こしをしてくれた原稿をもとに,津田が多少手直しして作成されたものです.そういうわけで,この講演記録とまったく同じものが軽井沢サクラソウ会議のアーカイブスにも掲載されると思いますが,津田研ホームページの方が先になっています.
 ここに掲載されている原稿は,実際の発表の時のスライドよりも図表や写真が少なくなっています.どなたでも参照できますが,許可無く他のホームページや印刷物への転載はお断りします.



軽井沢サクラソウ会議「第13回風土フォーラム」(軽井沢町中央公民館, 2008.9.28)


講演(pdf):「草原がはぐくむ多様な自然」津田智(岐阜大学流域圏科学研究センター)




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