津田研究室

岐阜大学 流域圏科学研究センター

ぎゃらり 42(2011年の小清水原生花園)



 小清水原生花園の調査は,ぼくがまだ学生だった1990年から開始したのですが,今でも毎年3-5回くらいは出かけています.これまでさまざまな調査をおこなってきましたが,2010年からはフロラの調査(植物標本採集)を実施しています.採集された標本は岐阜大学の標本庫に収蔵・登録されていますが,一部は小清水原生花園インフォメーションセンターに展示できることになりました.

   
小清水原生花園インフォメーションセンター「はな」の植物標本展示
(左)「はな研コーナー」と名付けた津田グループでプロデュースした標本展示コーナー.
(中)展示されている標本は標本庫に収蔵される形になっているので,きちんと台紙に固定され,学名や採集日・採集者などが記されたラベルも貼り付けてあります.
(右)ツアー観光の人はゆっくり見ているヒマがないらしく,見学者はおもに個人旅行の人のようです.
(2011.6.29 S.Tsuda)

 

小清水で見られるアヤメの仲間
(左)ヒオウギアヤメ:6月から7月にかけて咲く青色の花で,観光牧舎付近より浜小清水よりの牧場内に多く見られます.(2011.6.30 S.Tsuda)
(右)ノハナショウブ:7から8月ころに咲く紫色の花で,天覧ヶ丘(原生花園駅)から北浜よりの牧場内で多く見られます.(2011.7.22 S.Tsuda)


フタマタイチゲ
フタマタイチゲは国の絶滅危惧種(VU)に指定されています.アヤメの仲間と同様,濤沸湖側(南側)の牧場内に見られます.注意深く見れば国道の歩道からも確認できるかもしれません.
(2011.6.30 H.Tsuda)


 

釧網線
夏休みのイベント列車として蒸気機関車を走らせるとかで,試運転をしていました.
(2011.6.29 S.Tsuda)


 

濤沸湖の夕暮れ
濤沸湖の東岸から眺めた夕日ですが,まだちょっと時間が早かったみたいです.
(2011.6.25 S.Tsuda)


 

ぎゃらり 42

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