津田研究室

岐阜大学 流域圏科学研究センター

ぎゃらり 76(2014年 みなかみ藤原の山焼き)



 群馬県みなかみまち藤原地区にススキ草原の再生地(上ノ原)があります.森林塾青水という団体が土地を借り,管理作業をおこなうとともに都会の人を集めてさまざまなイベントをおこなっています.火入れもイベントのひとつで,火入れ以外には茅刈り,観察会,勉強会などがおこなわれています.ここは藤原地区の宝台樹スキー場よりも上の標高1100m付近にあり,雪が多量に残っています.重機で雪をどけての山焼きになるので,火が逃げ出す心配は無いのですが,ぼくとしてはもっと遅い時期に焼いた方が良いと思っています.


 
火入れ前
左:ジェットシューターなどの消化器材は東邦大のN先生や茨城県博から持ち寄ります.
右:森林塾青水のイベントには多くの参加者があるので,集合後にきちんとセレモニーがおこなわれます.
(2014.4.26 S.Tsuda)


 
燃料
ここ上ノ原は冬季の積雪が2m以上もあるため,ススキが雪の重さでぺちゃんこになっています.この状態だとあまり景気よく燃えることは期待できません.
(2014.4.26 S.Tsuda)


  
野焼きの状況
雪の壁が全体をいくつかの区画に分けたような形になっているので,安全と言えば安全です.
(2014.4.26 S.Tsuda)



 

 

ぎゃらり 76

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