全国野焼き地フォトコレクション

岐阜大学流域圏科学研究センター津田研究室
津田智・増井太樹共同制作ページ

霧ヶ峰(長野/茅野)



 霧ヶ峰高原のうち,茅野市に属する白樺湖から車山の東麓にかけての草原は,毎春の野焼きにより維持されてきました.野焼きをしていない地域では樹木が徐々に侵入してきているのに対し,ここでは樹木がほとんど見られません.

◆霧ヶ峰の景観

 
茅野市側霧ヶ峰の野焼き草原.毎春の野焼きにより状態のよいススキ草原が広がっています.(2008.11.26 S.Tsuda)

 

◆野焼きの状況

 
(左)茅野市側霧ヶ峰の野焼きは地権者たちが中心になって火入れをするのですが,諏訪市側霧ヶ峰と違ってごく少ない人数で作業をしています.(2007.4.15 S.Tsuda)
(右)茅野市側霧ヶ峰の野焼き方法はとても風変わりで,布と針金で作ったボールに灯油を染み込ませたものを引きずりながら火を着けていきます.(2012.4.29 K.Nishimuta)

 

 

◆おもな植物


(左)
(中)
(右)

 

野焼き地フォトコレクション / 霧ヶ峰(諏訪)

津田研究室のトップページへ移動する