全国野焼き地フォトコレクション

岐阜大学流域圏科学研究センター津田研究室
津田智・増井太樹共同制作ページ

大麻生公園(埼玉)



 埼玉県熊谷市の大麻生公園は荒川河川敷にあり,野鳥の森や多目的広場が整備されています.この公園には,カワラナデシコやカワラサイコのように種名に「河原」と付く植物が多く生育していることから,河川敷(旧河道)のまま保存されている場所が含まれています.埼玉県生態系保護協会が管理を任されており,毎年1月に野焼きをおこなっています.広い河川敷の全体を焼くのではなく,毎年火入れ地を移動し,数年に一度の頻度で野焼きがおこなわれています.

◆大麻生公園の景観

 
(左)大麻生公園の案内板.図の右端にある6面の多目的広場の南側にある空白部分が管理野焼き地.(2013.1.31 S.Tsuda)
(右)多目的広場の南側に広がる旧河道跡の野焼き予定地.枯れ草の下は直径5-10cm程度の円礫によって占められている.(2013.1.31 S.Tsuda)

 

◆野焼きの状況

 
(左)カートリッジ式のガスバーナーで着火する埼玉県生態系保護協会のメンバー.(2013.1.31 S.Tsuda)
(右)消火や防火の作業はボランティアにより竹ぼうきや熊手を使っておこなわれる(2013.1.31 S.Tsuda)

 

 

野焼き地フォトコレクション / 大麻生公園