homeお問い合わせ



 

■ 試験地に設置した立て札の写真

森林管理署と協定をむすんで植生の管理とモニタリング調査を実施している場所では,不用意な攪乱をなるべく避けたいと考えています.たとえばそれが,とても善意に満ちた行為であったとしても,調査や研究に影響が出るものなら排除しなくてはなりません.どんな行為が予想されるかというと,「植物の採集や駆除」だけでなく「播種」や「移植」などもそれに当たります.人為的な植物の移出入がなければ,観察などの目的で調査地内に少しくらい入ることは構わないと考えています.そこで,実験地であることを知らせることと,不用意な攪乱を避けるよう注意を促す目的で,立て札をたてることにしました.
以下に示す文面は三ツ石地区の風倒地用の立て札のもので,追分原の防火帯でも似たような内容の立て札がたっています.


立て札4つ分の材料はすべてホームセンターで購入しました.

杭(150cm)4本,集成材(約35×90cm)2枚,角材(約2×90cm)4本,ペイント,刷毛,木ねじ2種類でおよそ5000円でした.


切断したり着色したりして完成.

インフォメーション部分はA3用紙にプリントアウトしたものをラミネート加工して貼り付けることにしました.




設置完了後の立て札.

追分原防火帯(左)と三ツ石風倒地(右)にそれぞれ2本ずつ設置しました.

前ページ にもどる