植物標本庫(種子標本庫)

岐阜大学 流域圏科学研究センター

津田研の種子標本庫


津田研究室では野生植物を中心にさまざまな種子を収集しています.大きな機関が遺伝資源としての種子を集めるのとは違い,津田研究室では埋土種子分析などの時に種子の外部形態を参考にするためのものなので,ひとつひとつのコレクションは少量です.外部形態が保存されていれば発芽力を失っていても死亡していても構わないので,室温・乾燥条件下で保存しています.観察のし易さを第一に考えているため,発芽能力の維持などはまったく考慮していません.
 種子標本の整理の様子や種子標本の作成手順(津田研風)などは「種子標本庫の様子」のページで見学できます.

 津田研究室で集めた種子標本のリスト化を進めています. (◆種子の写真は「標本リスト」からどうぞ)
 

種子標本リスト (2013年3月暫定版/約73KB/2013年3月28日公開開始)


2011年2月暫定版(2011年02月15日から2013年3月28日まで公開)
2009年9月暫定版(2009年09月30日から2011年2月15日まで公開)
2006年7月暫定版(2006年08月10日から2009年9月30日まで公開)



津田研種子標本庫にはおそらく600種程度の種子標本が収蔵されていると思われますが,まだ未整理標本があるためはっきりした数はわかりません.2013年3月の時点で整理の終わった標本が約520種(700点)です.整理済みの種についてはすべて写真撮影をおこなうことにしていますが,データの整理よりも写真撮影の方が遅れがちなので,写真撮影も終わっている標本は半分程度です.下の写真例でもわかりますが,種子のサイズがわかりやすいように写真には「物差し」を写し込んであります.まだわずかですが,種子標本リストから写真を閲覧できる種もあります.写真の掲載は時間のあるときにちょっとずつ進めていますが,全部を掲載するまでにはまだまだ時間がかかると思います.ときどきチェックをすると写真が増えていることに気づかれると思います.


当標本庫に関するお問い合わせは、流域圏科学研究センター津田研究室まで.



こうぞ   











スケールの1目盛りは1mm.
とても小さなコロッケ、ではなく、コウゾの種子です.(標本のページを覗き見する

つゆくさ   











月の石、ではなく、ツユクサの種子です.
スケールの1目盛りは1mm.




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