糸貫川_清流平和公園(仮)の現場3

投稿者: | 2015-02-03

糸貫川の清流平和公園も最終段階です。

本日は、せせらぎ水路の下流側について助言を求められたので、研究室の野田君と一緒にいってきました。

北方町の町長さん、副町長さんも現場に見えていました。

肝心のせせらぎ水路ですが…

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ムムム、かなり公園チックな(公園ですけど)かっちりした仕上げになっています。 (-_-;

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美濃石と伊勢ゴロタで石張をした箇所と、土羽の箇所の境界線があまりにもくっきりしているので、外縁部にもう一列、伊勢ゴロタを入れてもらうようお願いしました。

草を石の目地まで入り込ませることによって、エッジをぼかしたい。

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前回初めて目にして驚いた、あまりに目立つラセン式の発電機…の周囲は石で修景していただきましたが、やっぱり目立ちますなぁ

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せせらぎ水路の下流区間は、勾配がかなり急(平均して1/20を上回るくらい)なので、Step-Poolを意識した仕上げを目指します。

事前に、Step-Poolの写真やらポンチ絵やら、実際の石組の施工法やら、資料を送付したものの、なかなかイメージが通じないので、造園業者さんと一緒に私も積んでみた礫段ですが、いかがでしょうか。

かなり、難しいです。そして、大きな石を動かそうと力を込めたところ、10年近く履いていた作業ズボンが破れました(笑)

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帰りがけによった板屋川の上西郷地区。川の中にもうちょっと変化をつけたらかなり良い。

その時期になると、ホタルが沢山舞うことで有名なスポット。ポイントは土羽の河岸と並木?

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伊自良川の、改修前の雰囲気が比較的良く残っている場所。

流路が2本に分かれている。良く見ると、手前が砂州を横切るメインチャンネルで、奥側は砂州上を乗り越えるサブチャンネルになっている。河岸が侵食されたオーバーハング、礫の水際、植物が生えた水際など、微環境にも比較的恵まれている。

下流では農業用水堰の改築が進んでおり、河川縦断の変更が上流側の区間にどのように波及してくるか…

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糸貫川_清流平和公園(仮)の現場3」への1件のフィードバック

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