特別講義の資料追加

投稿者: | 2015-02-04

H27/2/4に実施しました特別講義の資料を以下に期間限定で置いておきます。(原田)

⇒資料のデータを削除しました.興味のある方は,お問い合わせください.(2015/2/26)

岐阜大学大学院工学研究科・生産開発システム工学専攻
特別講義の開催について

開 催 日:平成27年2月4日(水) 13:00 – 16:15
場 所:総合研究棟F207, 208
話題提供:原田 守啓 准教授(流域圏科学研究センター)
(コーディネーター:玉川一郎 流域圏科学研究センター教授)
タイトル:「防災と河川環境の保全を両立した“多自然川づくり”に向けて」
概 要:日本の国土の約7割は山地で、川を流れ下り平野を形づくる土砂の生産源となっている。過去数百年の間に、山と川、平野の姿は大きく変貌している。本論の冒頭では、日本の川がおかれている現状を、土砂をキーワードに概説する。また、我が国の河川延長は約14万kmあり、その大部分は都道府県が管理する中小河川である。日本の河川改修をとりまいてきた情況を、中小河川の視点から紐解き、近代から現代にいたる河川技術の歴史から、身近な川が抱える本質的な課題について、工学的な観点から解説する。さらに、平成18年以来、国を挙げて取り組んでいる「多自然川づくり」が目指す方向性と具体的な取り組み事例、河川技術分野における最新の研究内容を分かりやすく解説する。