1.   衛星データによる土壌微生物活性および呼吸量の評価

 COE衛星生態学研究拠点形成プロジェクトの中で、本研究では衛星データを使って炭素循環で消費者として重要な役割を果たしている土壌微生物の活性および呼吸量の推定を行うことを最終目的としている。(Tan、千田)

 

2.   土壌微生物による環境評価

土壌微生物は、生態系では分解者として植物や動物と肩を並べるほど重要な役割をしているにもかかわらず、環境評価と微生物の関係に関する研究は多くない。本研究では、環境に対してより早く反応する土壌微生物に焦点を当て、河川の環境評価に用いることを目的としている。

@    Pythium属菌を用いた長良川および木曽川の環境評価 (棚橋)

A    Pythium属菌を用いた筑後川の環境評価 (花井)

 

3.   土壌微生物の定性、定量法の開発

簡易で汎用性のある標的微生物の検出や微生物の多様性評価をする技術の開発を行う。

@    T-RFLPを用いた微生物の簡易同定 (浅野)

A    リアルタイムPCRによる定量 (Ahonsi

 

4.   水媒伝染性植物病原菌の診断システムの開発

最近普及してきている水耕栽培で立枯病や根腐病といった病害を引き起こす水媒伝染性植物病原菌の診断に分子生物学的手法を取り入れる試みを行う。(銀玲)

 

5.   菌株同定サービス (景山)

 

6.   技術研修 (景山)