津田研究室

岐阜大学 流域圏科学研究センター

ぎゃらり 28(小清水原生花園の野焼き)


マスコミ
('10.04.20 S.Tsuda)

北海道では伝統的におこなわれてきたような野焼きがないので,小清水原生花園の野焼きはめずらしい行事になっています.20年も続けていると,今や「春の風物詩」という位置づけになっているらしく,多くのマスコミが取材に訪れます.

釧網線
('10.04.20 S.Tsuda)

交通に支障がでないよう釧網線1番列車通過前の早朝に火を入れます.
第一砂丘からオホーツク海
('10.04.20 S.Tsuda)

小清水原生花園では必ず濤沸湖側からオホーツク海側に向かって火を入れていきます.たいてい南風が吹いていることと国道や鉄道の近くを先に焼いてしまいたいという事情があります.第一砂丘まで火がまわると野焼きも終盤です.写真では見にくいかも知れませんが,炎の先にちらっと波静かなオホーツク海が広がっています.

1番列車
('10.03.27 S.Tsuda)

きれいに焼けた原生花園を1番列車が通過します.いつもは列車を見送るだけですが,一度は乗車して火入れ跡地の景色を見てみたいものです.


 下の写真はおまけです.道央道には「赤いきつね」と「みどりのたぬき」の道路標識があります.上下あわせて数カ所にありますが,数が少ないし高速で走っているので標識をちゃんと見ていないと見つかりませんよ.なお,普通に見られるのと同じ色パターンの「黒いきつね」の道路標識もあります.



ぎゃらり 28

       前ページ(ぎゃらり 27)へもどる
      次ページ(ぎゃらり 29)へすすむ
津田研究室のトップページへもどる
「さろん・ど・野焼き研究者」の「小清水原生花園」のページへもどる