軽井沢
岐阜大学 流域圏科学研究センター
芽生えの写真(1)
2009年10月にスタートさせた,軽井沢埋土種子「播き出し実験」で種同定用に参照するための芽生え写真です.なお,ここに掲載してある写真は,播き出し実験が計画された段階で前もってスタートさせてあったものです.サンプリングは2009年8月21日に三ツ石地区のカラマツ林で実施しています.発芽実験場所は南軽井沢の今城さん(サクラソウ会議)宅の庭です.
実験協力者のみなさんに配布されたサンプルは,三ツ石地区のものではなく追分原石尊山登山口近くのアカマツ林で採取したものですから,含まれる種子は当然異なっている可能性があります.芽生え写真のページには掲載されていない種類が発芽する場合も出てきますので,安易に種の決定をおこなわないよう,ご注意ください.必ず標本を残してください.
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サンプリングの様子
('09.10.19 Tsuda,S.)
10月2日に予定されていたサンプリングが雨天で延期になったため,10月19日に改めて実施した時の写真です.

プランターでの発芽実験
('09.10.2 Tsuda,S.)
左:種子の混入を防ぐためのネットをかけてある状態.右:ネットを外した状態.
奥側のサンプルは地表から5cmまでのサンプル.中は地下10cmから15cmまでのサンプル.手前は地下20cmから25cmまでのサンプルです.
メマツヨイグサ
('09.10.19 Tsuda,S.)
三ツ石のサンプルからは非常にたくさんのメマツヨイグサの芽生えが出現しました.葉の周辺はやや波打つ感じで,全体がやや白緑っぽく見えます.
ニガナ
('09.10.19 Tsuda,S.)
葉は柔らかめで,鮮やかな緑色ですが,付け根の部分は赤くなっています.はじめの頃に出てくる葉はほとんど円形で,葉の周辺には鋭いギザギザがあります.
タラノキ
('09.10.19 Tsuda,S.)
最初のうちは1枚だけの葉を着けますが,そのうち3枚1組の葉になり,5枚1組の葉になりと,1組の葉の枚数が増えていきます.それと同時にトゲが見られるようになり,そこまで行けば他種と間違えることが少なくなります.
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