津田研究室

岐阜大学 流域圏科学研究センター

ぎゃらり 38(2011年 曽爾高原の野焼き)



2011年3月27日に曽爾高原で野焼きがおこなわれました.当初の予定では3月19日に実施されることになっていましたが,天候が悪く予備日の21日,26日も延期され,結局27日に火が入ったわけです.

野焼き前の曽爾高原火入れ地
この写真は前年の秋に訪れて撮影したものです.ススキの穂が見頃を迎えていました.
(2010.10.24 S.Tsuda)


 


防火帯の拡大
尾根の上部に作られた防火帯にそって火を入れていきます.最初は防火帯の縁から数メートルの狭い範囲を,向かって左側から右側に移動しながら火を入れていきます.次のチームは先頭のチームからやや遅れて,さらにその下側10メートルくらいの所を移動します.そのように順次4チームが移動しながら防火帯の幅を拡げていく作業により,最終的には幅数十メートルの防火帯が完成します.
(2011.3.27 S.Tsuda)

 



本格的に燃やす
尾根上部に巨大な防火帯が完成すると,別の火付けチームが左側の支尾根に沿って火を着けながら下方へ移動します.続いて草原中央部に向かって移動し,お亀池を含む平坦部分もきれいに焼き尽くします.
(2011.3.27 S.Tsuda)


 

観光客
曽爾高原の野焼きは,あまり知名度が高くないらしく,観光客は20-30人程度しか来ていませんでした.多くの観光客がアマチュアカメラマンのようで,熱心に撮影していました.中には退去命令に従わずに,野焼き地にとどまって写真を撮影している不届きものもおりました.
(2011.3.27 S.Tsuda)

 

ぎゃらり 38

       前ページ(ぎゃらり 37)へもどる
      次ページ(ぎゃらり 39)へすすむ
津田研究室のトップページへもどる