津田研究室

岐阜大学 流域圏科学研究センター

ぎゃらり 48(2012年 東北応援ツアー その6)



 東北応援のための6回目の家族旅行です.実は2012年1月にも温泉と食事を目的に会津の檜枝岐に行ったのですが,写真を一枚も撮らなかったので5回目の東北旅行は「ぎゃらり」に掲載できませんでした.
 「秋田県男鹿市の寒風山での野焼き調査に出かけるついでに妻と2泊くらいの旅行を」と考えて出かけたのですが,寒風山の野焼きが悪天候のために2度の延期の末に中止になってしまいました.旅行スケジュールを延ばして結局4泊の温泉三昧となりました.宿泊地の温泉は,肘折温泉(山形),松川温泉(岩手),蔦温泉(青森),男鹿温泉(秋田)で,福島を除く東北4県を走破しました.

 
肘折温泉(山形県)
春まだ浅い肘折温泉は雪の中に埋もれていました.小雨模様の天気だったせいか,人の気配もなく,温泉街はひっそりとしていました.
(2012.3.28 S.Tsuda)

 


気仙沼の津波被災地
肘折温泉から松川温泉に移動する途中で気仙沼に立ち寄ってみました.
左:三陸鉄道松岩駅付近の様子.すでに瓦礫処理が進んでいて遠目には何も無い農地か何かのように見えましたが,近づくと建物の基礎が残っていたので,かつては街だったことがわかります.
右:気仙沼港付近の商業地.建物の1階部分だけが破壊されていて,このあたりは3-4mの高さの津波に襲われたようです.
(2012.3.29 S.Tsuda)


 


松川温泉と岩手山(岩手県)
地熱発電所があることで有名な松川温泉の2軒の温泉旅館のうち,今回は峡雲荘という宿に宿泊しました.2009年に盛岡で日本生態学会が開かれたときには,おとなりの松楓荘から滝沢村の岩手県立大まで通っていました.
松川温泉は標高が800mほどあるので,まだ冬の装いです.屋根から落ちた雪が,窓の外に目の高さまで積もっていました.
右の写真は焼走り溶岩流の上から岩手山を撮影したものですが,溶岩の上も真っ白でした.
(2012.3.29 S.Tsuda)


 


蔦温泉と奥入瀬川(青森県)
左:吉田拓郎のヒット曲「旅の宿」の題材になった蔦温泉にでかけました.
右:蔦温泉から男鹿温泉に移動する途中の奥入瀬渓流.
(2012.3.30 S.Tsuda)


 

ぎゃらり 48

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