研究拠点形成実施計画 : 生態プロセス研究グループ

生態プロセス研究グループ(小泉、景山、小見山)

生態系を構成する植物や土壌微生物がその生理生態学活動によって大気や土壌、水系との間に成立している関係を解明し、生態系の構造と機能を明らかにすることを目指します。調査・実験内容には植生の種構成、バイオマス、生理生態的機能(光合成、呼吸、成長)の環境応答特性、土壌微生物の種組成、バイオマス、生理学的特性(有機物の分解、CO2の放出)、生態系単位でのCO2フラックス、土壌圏および水圏に蓄積・流出する有機炭素や窒素量の動態などが含まれます。調査や実験にあたっては、リモートセンシング観測で得られるパラメータが該当する指標を十分に理解し、できるだけリモートセンシング解析に直結するデータの取り方を検討します。同時に、モデリング解析で必要とされる気象・生物パラメータについても同様な考慮を施します。

「生態プロセス研究グループ研究実行計画の概念」 小泉・村岡(2005.04.14)

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