流域圏科学研究センターでは,流域圏の総合的な解明と将来変動予測,生態系サービスと自然災害リスクの評価などの分野融合的な研究を通じて持続可能な流域圏の実現に資する「流域圏保全学」の創生を目指して,関連研究コミュニティとの共同研究と人材育成を推進しており,その活動の一環として,3月8日(木)と9日(金)に国際シンポジウム「2nd International symposium of river basin studies -towards the interdisciplinary study of the sustainable utilization and management of river basin systems-」を含む「第2回流域圏保全研究推進セミナー」を柳戸キャンパスで開催しました。(主催:流域圏科学研究センター、後援:水文・水資源学会, 日本長期生態学研究ネットワーク(JaLTER))
初日は,粟屋流域圏科学研究センター長の趣旨説明、福士岐阜大学理事の挨拶で始まり,7件の研究成果報告と高山試験地,流域水環境リーダー育成プログラム,共同研究支援室の活動報告が行われました。2日目の国際シンポジウムは,森脇岐阜大学長の挨拶で始まり,中国からの講演者を含む4件の招待講演と27件のポスター発表が実施されました。2日間の参加者は学外者19名を含む合計61名(内,留学生12名)で,学術分野や国・地域を横断した意見交換と新たな共同研究の発案が活発に行われました。今後も同センターでは,関連研究コミュニティと共同研究を推進し,流域圏保全研究推進セミナーを毎年開催することにより,当該分野の醸成を促進することとしています。
初日
- 開催趣旨説明
- 福士理事挨拶
- センター活動報告
- 重点研究課題成果報告(20分×3件)
- 休憩
- 重点研究課題成果報告(20分×4件)
- 閉会の挨拶
粟屋センター長 開催趣旨説明
福士理事 挨拶
会場
2日目 国際シンポジウム
- 学長挨拶
- 招待講演
- Wenhan Li先生 (華北電力大学,北京)国際共同研究課題代表者
- 大西先生 (岐阜大学)学内連携
- 駒井先生 (北見工業大学)重点研究課題代表者
- Chao-Hai Wei先生 (華南理工大学,広州)客員教授
- 休憩
- ポスターセッションおよび昼食
- 休憩
- ポスター賞表彰
- センター長挨拶,閉会
参加者集合写真
- 開催案内ページ
- 開催案内(英語) 2nd International symposium of river basin studies -towards the interdisciplinary study of the sustainable utilization and management of river basin systems-