水系動態研究室(玉川-原田研究室)へようこそ!

このページは、岐阜大学  流域圏科学研究センター
水系安全研究部門 水系動態研究分野の研究室ホームページです。       >>English site is here.


 本研究室のテーマ

本研究室では,山岳域から河口に至る流域圏を対象に、降水・蒸発散から河川における流れまでの「水とそれに関わるものの動態」について、水文気象学(担当:玉川)河川工学(担当:原田)の両面から、現象の解明と実際への応用に関する研究を進めています。

より具体的な研究内容については,研究紹介のページをごらんください.

#平成30年度(2018年度)の卒論生向けの研究室紹介はこちら
-> introduction_bhd-lab2018(825kbyte, PDF)

1.大気・陸面の物質とエネルギーの輸送循環機構の解明

 担当:玉川一郎 教授 / キーワード:  陸面、大気、気象学、水文学

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大気現象の境界条件となる地表面の過程として、大気と陸面との間のエネルギーや水そしてCO2の交換過程を中心に研究を行っています。また、各種のセンサーを用いた観測技術の開発なども行っています。
社会基盤工学科は、ほとんど土木工学系の研究室ですが、中には本研究室のように、 少し毛色の違う研究を行っている研究室があります。(玉川)

2.防災と環境保全を両立する河川技術、水系土砂動態の解明,流域圏における気候変動適応

 担当:原田守啓 准教授 / キーワード:  多自然川づくり、河川環境管理、総合土砂管理、河川工学

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河川改修が進んだことで日本の川はずいぶんと安全になりました。しかし近年、治水安全度の向上と、良好な河川環境を両立することが全国的な課題となっています。
本研究室では、人にとっても生き物にとっても好ましい川の実現を目指し、防災と河川環境の両面から望ましい「多自然川づくり」の調査研究を多面的に進めています。
また、河川の地形は、主に、水が土砂を運ぶことによってつくられます。
上流域から下流域にかけての土砂の動き、瀬や淵といった河川の地形の成り立ちを理解し、その仕組みをうまく活用することがこれからの河川管理、流域管理に必要であると考えています。(原田)


学生、院生、研究員 etc. として参加してくれる方をお待ちしています

◆学部生

本研究室には、岐阜大学工学部社会基盤工学科の学部生が、卒業研究を行うために配属されます。

◆大学院生

本研究室は、岐阜大学大学院自然科学技術研究科環境社会基盤専攻修士課程、工学研究科生産開発システム工学専攻(博士)及び環境エネルギーシステム専攻(博士)の院生が、配属されます。大学院修士には、外部からの受験の方に利用しやすい推薦の入試などいくつかの試験がありますので、ご相談ください。

◆研究員

残念ながら、当方から給料を出せる研究員のポストは現在ありません。
学振などのポスドクの方で、森林でのタワー観測、高山の観測データに基づく、数値シミュレーション。乱流〜局地循環のスケールの気象現象などに、興味のある方は、是非、お越し下さい。
研究に関しては、可能な限り協力させて頂きます。(玉川)