やっぱり3月は冬です

前回2月22日のブログで試験地庁舎前の雪が融け、すでにふきのとうが顔を出していた内容をお伝えしました。気象観測システムの数値では積雪が10cm切ってしまっていましたが、その後ほぼ毎日少しづつですが雪が積もり、今日現在45cm近くまで戻ってきています。当然、フキノトウも隠れてしまいました。ここまで例年とみても積雪の少ない年ですが、それでも試験地の春はまだまだ先だと実感しています。

                 今日の庁舎前

そんな中、昨日今日は試験地に宿泊している他の大学の方の調査のためTKYサイトへ同行しました。サイト内の木の様子がこの2日間で違う様子を見せていましたので、写真を撮りました。昨日は枝の周りを透明な氷が覆う雨氷という状態でした。(こちらに関してはすみません、写真を撮り忘れました。)それが今日行った時には、樹霜(じゅそう)というらしいですが、枝からビッシリと生えるように成長した結晶が見られました。樹霜ができるには色んな気象の条件が必要のようですが、昨日と今日では同じような寒さでも違っていたということでしょうか。                                     

                                高山試験地 鈴木

カテゴリー: 高山試験地 パーマリンク